
人気の仮想通貨交換所の一つであるBittrexで、自由にユーザ登録ができたのはたったの25分間だけでした。
そのニュースは、一見、残念なニュースと感じた人が多かったのではないでしょうか。
シアトルに拠点を構え、一日当たりの取引高で世界で7番目の規模を持つこの仮想通貨交換所は、2017年の強気市場に乗じた劇的な成長に対応して事業拡大を図るため、この12月に新規ユーザ登録を一時停止しました。このため、ユーザは登録予約制度に申し込んで長い間待たされることになりました。
今週火曜日、同社は、APIの利用性とセキュリティのアップグレードを伴うWebサイトのリニューアルともにユーザ登録を再開し、多くのユーザから喜びの声が上がりました。それだけでなく、同社は2017年初頭には4人しかいなかったフルタイム従業員がわずか1年で50人を超える規模に拡大しました。
「私たちは、イノベーション、セキュリティ、社会的責任を確保するための原理に基づき、4年の歳月をかけてBittrexを構築してきました。」と、Bittrex社CEOのBill Shihara氏は発表の中で述べました。
「膨大な取引がある中で新規ユーザ登録を一時停止することは私たちにとっても簡単な判断ではありませんでしたが、これらの原則に基づき、お客様に信頼性の高いプラットフォームと優れた顧客サービスを提供してきたことは、私たちの責務上正しいことだったと考えています。」
「インフラを改善し、Webサイトをアップグレードすることに真剣に取り組んだので、本日新規ユーザ登録の再開を発表できることを嬉しく思います。」と、Shiara氏は述べました。
しかし残念ながら、再開は計画どおりに進みませんでした。 「新規ユーザの膨大な反応」を引き合いに出して、Bittrexはユーザ登録を再開してわずか25分後に再び閉じることになりました。