1月のコインチェック社による“NEM流出事件”でも出動した警視庁サイバー犯罪対策課が人気歌手のGACKT(45)に対して審査対象であることを示唆しているという報道がありました。

ガクトコインことスピンドル(SPINDLE)問題でGACKTが警察騒動に

マークされているのは歌手というより、もはや実業家のGACKT。日本を代表する人気歌手にして、バラエティー番組「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)では絶対王者としてタレントとしての人気も誇るGACKTですが、ビジネスの方では迷走を続けている模様です。

問題になっているのは通称「ガクトコイン」と呼ばれる仮想通貨「スピンドル」。GACKTは立ち上げから関与している中心メンバーで、その知名度を生かし広告塔として携わっています。

実際、ICOは成功を納め、数百億円の出資金の調達が行われました。

上場前のプレセール時のレートは1スピンドル(SPD)=30円弱でした。しかし、5月19日に国外の取引所5つで上場したスピンドルは大暴落し、1SPD=3円弱と、価値が10分の1になり、現在(2018年8月初旬)の価格は0・3円弱で、ついに100分の1になってしまっています。

企画側であるにも関わらず、GACKTは上場直後に数千万円分を売り抜けたという噂が浮上しています。

もし事実なら、これは、ここ最近話題を呼んでいる詐欺ICO(資金調達)でよく見られるものと状況となります。

そういった詐欺ICOの手法として、「あなたの資産が100倍になる」「絶対に損をしない」など風呂敷を広げた広告で出資を募り、上場後に運営側が抜いて荒稼ぎするものが有名で、実際にいくつかの団体や個人が、そういった詐欺にあった人たちの集団訴訟によって問題になりつつあります。

昨年12月、GACKTは自身のブログでスピンドルの素晴らしさを熱く伝えていました。

とある警察関係者曰く、「現在、警視庁生活安全部内のサイバー犯罪対策課がスピンドルの件を調べていると聞いている。当然、GACKTも捜査対象だ」とのことだそうです。

「仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術で売買の履歴が残る。サイバー課はGACKTら胴元側の履歴を念入りに調べている」とも述べていました。

サイバー犯罪対策課は今年1月、コインチェック社で580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した際に、盗まれたNEMの追跡などを行ったエキスパート集団として知られています。

GACKTの事情聴取もあり得るので、そうなってくると、しばらくはテレビ界から姿を消すということも考えられます。

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