Coinbase(コインベース)の取締役が辞任、Facebookが仮想通貨へ本格参入か

8月10日、米大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)の取締役を務めるDavid Marcus(デイビッド・マーカス)氏が、コインベースを辞任するという発表がありました。

Facebookが独自の仮想通貨取引所を設立するのか?

David Marcus(デイビッド・マーカス)氏は、Facebookのメッセンジャー統括を経て、昨年12月にコインベースの取締役に就任しました。

コインベースのCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は、「マーカス氏が持つ決済とモバイル領域の両方における知識が非常に重要になる」と賞賛していました。

David Marcus(デイビッド・マーカス)氏の辞任の理由は、Facebookでブロックチェーン事業に集中するためだとされており、この事から一部ではFacebookが独自の仮想通貨取引所を開設するのではないかといった考えも出ています。

更に別の発表では、「Facebookで進行しているブロックチェーン関連の新たなグループへの関与のため」や、「利益相反を避けるため」といったコメントも残しています。それらからもFacebookが何か仕掛けようとしている可能性の見解も出てきます。

マーカス氏の報道をうけ、アメリカCNBCの番組「クリプトレーダー」で司会を務めているRan Neuner(ラン・ニューナー)氏は、マーカス氏がコインベースを去る理由について4つの予想を自身のTwitterで述べていました。

  • Facebookが仮想通貨取引所を設立
  • Facebookがマイクロペイメントプラットフォームを開設
  • Facebookがコインベースを買収
  • Facebookが仮想通貨ウォレットを作成


またRan Neuner(ラン・ニューナー)氏は、メッセージアプリケーションWhat’s App とFacebookで利用できる仮想通貨ウォレットを作成するのは非常に簡単だろうとも考察しています。

仮にこのいずれかが実現しようものならば、Facebookは世界の3分の1の人口に匹敵する25億人の利用者を仮想通貨市場に引き込むことが可能なのではといった見解も示していました。

管理人のコメント
いずれにせよ、Ran Neuner(ラン・ニューナー)氏の予想するどの理由が現実になったとしても、仮想通貨市場には壮大なインパクトを与えることとなるでしょう。
今後、Facebookがどのような動きを見せていくのかには、より一層注視しておく必要がありますね。果たして現状をひっくり返すようなサービスが始まるのか、非常に楽しみでもあります。

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