
フィリピン・カガヤン州経済特区【CEZA】よって開催された、仮想通貨ビジネスライセンス事業説明会で、ノアコインを基軸通貨とする仮想通貨取引所を設立するという発表がありました。
10万人のホルダーを抱えるノアコインがついに
28日、フィリピン・カガヤン州経済特区【CEZA】は、リッツカ—ルトン東京で、仮想通貨ビジネスライセンスの事業説明会を開催しました。
この説明会で、「カガヤン州経済特区では、フィンテックで世界の中心地となるようなクリプトバレーを目指す」と、カガヤン経済区庁 ラウル・ランビーノ長官・CEOは意志を強く示しました。8月にフィリピンのドゥテルテ大統領もカガヤン州経済特区を訪れフィリピンは仮想通貨大国を目指す方針であると言及していました。
これを受け、CEZAには世界中からライセンスを取得したいと大手取引所からの問い合わせが殺到している状態であり、どの取引所がライセンス権を獲得できるか注目を集めています。
今回の説明会には、フィリピンを代表する仮想通貨、ノアファンデ—ションのアザム氏もパネラーとして出席していました。
アザム氏はスピーチの中で、ノアはCEZAと協力し、ノアコインを基軸通貨とする仮想通貨取引所をフィリピンカガヤン州経済特区【CEZA】に設立する事を発表しました。この発表は会場に大きな歓声を巻き起こしました。
ノアコインは世界Coinmarket Capの時価総額ランキング100位以内、多くの日本人を含め10万人のホルダーを誇る仮想通貨であり、フィリピンOFW送金手数料の問題を解決するため2016年に開発されたコインです。ノアが今後、取引所を持つ事によるコイン価値上昇の可能性も高く、事業の発展にも大きな広がりを見せるだろうと期待が寄せられています。
既にスイスには、仮想通貨にとても寛容なクリプトバレーと呼ばれる地域があり、CEZAは、アジア初の世界のクリプトバレーとして発展し、フィリピン成長戦略の一つとして仮想通貨大国フィリピンの成功が、世界中から注目されています。