
金とビットコインの価格推移位が異様なまでに一致していることが、とあるTweetによって話題を呼んでいます。
継続的な価格下落が続くのか
7日、Nunya Bizniz氏のTwitterでの指摘によって、恐ろしいまでの金とビットコインの価格推移位の一致が判明しました。ビットコインが10年前に誕生して以来、その性質が似ていることから、「デジタルゴールド」と呼ばれるなど、常に金(ゴールド)との比較がされてきました。
この2つの資産はいずれも、価値の保存に使われ、生産コストがかかり、安全なアセットだという共通点があります。
2つの共通点はこれまでも色々と話題に上がってきていましたが、現在の価格推移がものすごく一致しているとうことで、このツイートが話題を呼んでいます。
BTC vs Gold (Both Log Scale) Uncanny pattern resemblence between Golds 43 years of chart data and Bitcoins 9 years. pic.twitter.com/jtJ4qWqAFC
— Nunya Bizniz (@Pladizow) 2018年9月6日
上記のようにBizniz氏はTwitterで2種類の異なる価格チャートの画像を投稿しました。
上が金の月足の価格で、もう一方はビットコインの週足の価格の推移ですが、見ての通り驚くほど同じようなチャートを描いているのがわかります。
Bizniz氏はこのツイートの後にさらに拡大した直近の価格推移の比較画像を投稿しました。
BTC vs. Gold's most recent peak. Will BTC follow gold's downward pattern from here? Is BTC's $5,755 the equivalent of gold's $1,526.70? pic.twitter.com/Xxomif5jY5
— Nunya Bizniz (@Pladizow) 2018年9月8日
これらを見ると、もしビットコインが金の価格推移をたどるのならば、初期の急激な価格上昇から転じて継続的な価格下落が今後続くことになるのではと考えられるでしょう。
もしそうなれば、今後数ヶ月以内にビットコイン価格はサポートラインである5800ドル(約64万3800円)を下回ることになる可能性もでてきます。
一方で、ビットコイン価格は年末に向けて上昇していくという声もまだあります。理由としては、ビットコインは金よりも優れているという意見が多くあるからです。
ビットコインは金にはない機能を備えており、それゆえに投資対象としても魅力的かつ機能が単純に金にはない利便性を生んでいるということを考慮すると、今後、価格が上昇に転じるという可能性もまだ完全に失われたわけではなさそうです。