
昨年末に2020年東京オリンピックの公式暗号通貨にするための署名キャンペーンが一人の志願者によって立ち上げられました。5日現在、目標7,500人のうち6,000人以上の署名が集まっています。
海外でも話題に
10カ月前、日本で暮らすKen Takahashi氏はソーシャル署名サイト「Change.org」でリップル(XRP)を2020年東京オリンピックの公式暗号通貨にするための署名キャンペーンを立ち上げました。5日現在、目標7,500人のうち6,000人以上の署名が集まっています。
日本のXRPコミュニティのみなさんおはようございます!
東京オリンピックでXRPを公式通貨にしようという素敵な署名活動があります!5000人まであともう少し!
日本のコミュニティのパワーで署名に協力してください☺️
Tokyo Olympics 2020! - Sign the Petition! https://t.co/ukoRKPDSdr
💥😘💥🙏— Bobbi ⚡️ (@BobbiMarquez197) 2018年10月1日
この署名活動の目的について、Takahashi氏は、多くの海外からの訪問者が直面するであろう、日本の支払いに関するインフラ面の不備を指摘し、想定される課題を解決したいと述べています。
2016年のリオ五輪と同様に、世界中から多くの人々が東京に集まり、オリンピックのゲームを観戦し、支援し、参加します。そうした全ての人々は、物やサービスを買う必要があります。Takahashi氏は以下のように記載しています。
観光客が国内に流入すると、現地通貨の需要が急増し、2008年の北京やリオデジャネイロのような過去のイベントに見られたように、外貨両替所に長蛇の列ができます。煩雑な為替レートや言語障壁は、この問題をさらに複雑にします。
Takahashi氏がRipple Labs社が開発したXRPに目を付けた理由は、高速トランザクション時間とセキュリティだと述べています。XRP送金の待ち時間は数分であり、手数料はごくわずかです。
Takahashi氏は、国際オリンピックに備えた単一の暗号通貨の導入が、訪問者の渋滞や混乱を緩和できると主張しています。
7,500件の署名獲得を目指して、日本オリンピック委員会に提出することになるようです。